Photo by Mr.M.I/Mr.Y.I/K.Hosoda
Article by K.Hosoda


2004年スーパー耐久第3戦鈴鹿

 「3度目の正直」ということで、今度こそライバルとバトルを展開すべく臨んだ第3戦鈴鹿。予選は5番手ながら、雨の決勝では#5アコードなどとバトルを展開し、序盤は3番手を走行。しかし、雨足の弱まった中盤から遅れだし、終盤にはコースアウトなども喫し、7位フィニッシュという残念な結果に終わった。


5月14日 「練習走行」


 いつものように金曜日のN1リーグ専有走行から練習走行を開始。通常のメニューのほかに、今回は新しいエアロパーツのテストも敢行。今後のレース展開を見据えたもので、貴重な時間を割いてのテストとなった。その効果は期待通りで、新作パーツは次回参戦までに間に合わせることになった。


5月15日 「車検&公式予選」


 土曜日の車検ではちょっとした不具合カ所を指摘され、これを修正。再度車検場に持ち込み、無事に車検終了。鈴鹿の車検は厳しくチェックされる感じだが、それも安全・公正なレースを考えてのことだろう。あいまいなチェックよりはむしろ歓迎したいところだ。


 
そして予選。アタッカーは浅見が担当。午前中のドライバーズ予選でクラス5番手を確保。午後のグリッド予選では2分22秒123をマークし、同じくクラス5番手。その後、山内が決勝セットアップを確認すべく走行して、予選を終えた。


5月16日 「決勝」


 明けて決勝の空模様は雨。さすがに3戦連続の雪とはならなかったが、雨量の判断やピットタイミングなどが重要となることが予想された。


 スタートはいつものように山内が務める。ガラス越しで表情はよくわからないが、今回のレースにかける意気込みが感じられた。


 13時30分過ぎにレースがスタート。山内は雨の中、#5アコードや#37アルテッツァとバトルを展開する。久々にレースをしている感じだ。やはり、雨の中のレースということで、山内の本領が発揮されたのだろうか。しかし、雨足が弱まってくるとペースが落ちはじめ、5番手にドロップしてしまう。


 山内は予定通り35周走ったところでピットイン。タイヤ交換とガス補給をして浅見にバトンタッチして5番手でレースに復帰した。浅見は39秒台と順調なペースで周回するが、ポジションは5番手のままだ。


 しかし中盤から終盤に入った63周目に浅見は1コーナーでコースアウトし、緊急ピットインとなった。壊れたバンパーや各部をチェックし、再びコースイン。


 レースには復帰したものの、マシンは完調ではなく、再びピットイン。このとき作業違反を犯した模様で、最終ラップに10秒ストップのペナルティを受ける。そしてチェッカー前にコースインし、クラス7位でチェッカーを受けた。なんともドタバタのレース展開となってしまった。


2004スーパー耐久第3戦 鈴鹿300マイル
2004年5月15〜16日 鈴鹿サーキット(5.807q)
天候:雨 参加台数:51台 決勝出走台数:48台
参加クラス:グループN+
ゼッケン/車名:54/ADVANアンクルインテグラ
ドライバー:山内伸弥/浅見 武
予選結果:クラス5位 総合33位 タイム:2分22秒123
決勝結果:クラス7位完走 総合39位 71周回
完走台数:41台
獲得ポイント=4点 シリーズ合計=26点 第4位


「トピックス」

<レースクイーン>


 鈴鹿には2名のレースクイーンに来てもらいました。右はハイランドに続いて来てくれた伊藤由貴子ちゃん。そして左は今回初登場の水沢千倫ちゃんです。2人はピットウォーク、ギャルオンでファンサービスに務めてくれました。

<お食事会>


 
そのRQ2人を招いて土曜の夜に食事会を開催しました。雨の中お店を探しつつ、入ったのが和食&鍋の店。メンテナンスが遅くなり、食事も遅くなりましたが、決勝を前に、楽しい食事会となりました。