2006年スーパー耐久第2戦鈴鹿

今季からマシンをランサーエボリューションにスイッチし、ST2クラスで戦うことになった。初めてのマシンということで事前にシェイクダウンは済ませていたものの、レースウィークの練習でもトラブルは続いた。そして本番を迎えたドライバー予選もトラブルによりタイムをマークできず、決勝最後尾スタートが決定。その決勝でもエンジントラブルで8周リタイアとなった。う〜ん・・・。

Photo by Mr.Y.I/Mr.M.I/K.Hosoda



 マシン製作が遅れ、開幕戦を欠場した我々は、事前に富士でシェイクダウンを済ませて鈴鹿入りした。初めてのマシンということで木曜日のスポーツ走行からセットアップを開始。けれども、ここでも初期トラブルが発生。金曜日の占有走行でも不具合が発生して思うようにメニューをこなせない。そしてドライバー予選になってもマイナートラブルが発生し、ノータイム。決勝最後尾が確定してしまった。その後不具合を修正し、今季Cドライバーに起用した岩倉弘明にマシンをチェックしてもらい、サーキットを後にした。


 決勝日の天候は晴れ。朝のフリー走行でマシンをチェック。その後はピットウォークでファンサービスに努める。RQは昨年の鈴鹿同様に中川さやかちゃん(左)と佐山美絵ちゃん(右)に来てもらった。右に座っているのが今季のCドライバーとなった岩倉君。マシンに乗る機会が少なくて辛かったことだろう・・・。


 ピットウォークが終了し、決勝スタート進行が始まった。コースを1周してマシンをグリッドにつける。39番グリッドはほぼ最後尾ということで、すぐ後ろには鈴鹿サーキット名物の観覧車が見える。何年か前の鈴鹿1000kmに取材で来たときに、知り合いと乗ったことを思い出した・・・。


 スタートドライバーはいつものように山内が努める。今季から2度のピットストップが義務づけられたので、3スティントをどのようにコントロールするか作戦が立てられた。そして13時35分過ぎに決勝レースがスタートした。


 山内は同クラスのライバルよりは遅いタイムながら、順調に周回を重ね、同じく後方からのスタートとなった#17ポルシェと下位グループのマシンを次々とパスしていく。順位も6周目でクラス10番手まで浮上する順調さだ。


 しかし、9周目に入ったところで、白煙が出始めS字ショートカットにマシンを進めてリタイアとなってしまった。右の写真はその9周目のもので、マシン左側(向かって右側)からうっすらと白煙が上がっているのがわかる。初戦で少しでもデータを取りたいところだったが、呆気ない幕切れとなってしまった。次は第3戦の十勝24時間レース。2カ月のインターバルでキッチリとマシンを仕上げ、万全の体制で臨むので応援よろしくお願いします。


2006スーパー耐久第2戦 鈴鹿300マイル
2006年5月20〜21日 鈴鹿サーキット(5.807q)
天候:晴れ 参加台数:41台 決勝出走台数:41台
参加クラス:ST2
ゼッケン/車名:54/BC・KONG'sアンクルランサー
ドライバー:山内伸弥/浅見 武/岩倉弘明
予選結果:ノータイム 総合39位からスタート
決勝結果:リタイア 8周回
完走台数:33台
獲得ポイント=0点 シリーズ合計=0点