
ほぼ完璧なレース運びでポール トウ フィニッシュ。
これまでの不運を吹き飛ばし、力でもぎ取った優勝であり、来年の更なる活躍を予感させる結果となりました。
AM9時から、スポーツ走行とN1リーグの占有走行がおこなわれました。今期最後のレースに賭ける(?)意気込みはものすごく、一時間ずつ、計六回練習の内五回も走行。マネージャの細田さんが、「もうお金が無いですよ」と愚痴をこぼしていても、走るの大好きなおじさんは、片っ端からタイヤを変え、車高を変えての練習走行であります。

そんな中、さすがは元(しまったまだ現役か)ラリースト。セッティングが決まらぬままトップレベルのタイムを連発するのには、端から見ていて圧巻であります。
走行時間の合間の短いインターバルに、予選用エンジンへの載せ換えを行いフィーリングを確認したことは言うまでもありません。いやー間に合うかどうか心臓に悪いことをするもんです。
普通は、4クラスが朝早く行われるのが通例なのですが、今回はエントリー台数の多さからか、1、2、3クラスが同時に走る時間帯と、シビックなど4クラスの走行時間の二つに分かれての予選となりました。
しかしながら、路面は早朝まで降り続いた雨がやんだばかりの完全なウエット。
上位クラスが早い時間の走行なので、多少は路面も乾くでしょうが、やはりウエットタイヤで無ければ走れない状態で予選開始となりました。
ウエットコンディションに定評のある山内選手が先のセッションで、ポジションを確保。
午後になって走行ライン上はほぼ完全にドライとなり、セカンドドライバーの浅見選手が見事ポールポジションを獲得、総合でも10番手に入る好位置を確保しました。
こりゃ、幸先いいぞ!

