Photo by Mr.Y.O/K.Hosoda
Article by K.Hosoda


2003年スーパー耐久第8戦もてぎ

 グループNプラスクラス参戦初年度の2003年S耐もついに最終戦を迎えた。今季の表彰台は富士の3位1回のみという我々は、最終戦で再び表彰台を獲得すべく、木曜日からサーキット入りした。予選は相変わらずの5番手で、難しい路面コンディションとなった決勝では、トラブルが発生したが、上位陣の脱落もあって4位フィニッシュとなった・・・。


11月6〜7日 「練習走行」


 グループNプラスクラスに移行した今季のS耐。表彰台は富士の3位が1回と満足な結果が残せていないので、最終戦で再び表彰台を獲得すべく、木曜日のスポーツ走行から練習を開始した。


 そして金曜日のN1リーグ専有走行でセットアップを煮詰めた。決勝は雨の予報が出ており、そうなればアルテッツァ勢との差は少なくて済むはずだ。


11月8日 「車検&公式予選」


 そして予選日。車検を無事に済ませ、午前中の予選1回目でセットアップを確認する。なお、今回はエントリー台数が50台のため、予選落ちがあるが、各クラスシリーズ上位5台には優先権があるため、ポイント下位チームとスポット参戦組はいつも以上に真剣な予選となった。


 
そして午後に2回目の予選が行なわれた。今回も浅見がアタックを担当。タイムは2分08秒378でいつものようにアルテッツァ勢に続くクラス5番手だ。ちなみにクラス4のインテグラトップは2分07秒593だった・・・。どうしちゃったんでしょうね。


11月9日 「決勝」


 明けて決勝日の天候は小雨。路面はまだ濡れているので、ウェットタイヤでスタートするが、途中から乾くことが予想されるという難しいコンディションだ。写真はワイパーの最終チェックをしているT君(今季皆勤賞)。スタートはいつものように山内で行くことにした。


 そして12時過ぎに決勝がスタート。山内はポジションをキープしてレースを進めるが、5周目に難しい路面コンディションにスピンを喫して6番手にドロップ。その後#36号車が早めにピットインしたため5番手に浮上した。


 トップを行く#5号車との差は開く一方だが、山内も18秒台で走行。39周目に#37号車がリタイアしたことで4番手に浮上した。


 しかし、40周を過ぎたあたりからペースが落ち始め、予定を早めて45周でピットイン。タイヤをスリックに変更し、ガスとエンジンオイルを補給して浅見がピットアウトした。けれども、浅見からは「ダメ」のサインが入り、49周目に再びピットインとなった。


 「エンジンが吹けない」ということで、これを修理し、一度はレースに復帰するものの、57周目にふたたびピットイン。TI英田で発生した症状と同じ模様で、ここで原因究明のため、細かなチェックに入った。原因は排気温度センサーだった模様で、これを交換したあとは8秒〜9秒台で周回を重ねる。


 その後は順調に走行し、#5号車のリタイアもあって、クラス4番手となり、78周を走りきってチェッカーとなった。マシンが完璧な状態だったら、最低でも表彰台は確実だったと思うと残念だ。今季のレースはこれで終了し、シリーズ5位となった。グループNプラスクラス参戦1年目ということで、満足な結果は残せなかったが、来季も引き続きグループNプラスクラスへの参戦を予定しているので、応援よろしく。


2003スーパー耐久シリーズ第7戦 もてぎスーパー耐久500km
2003年11月8〜9日 ツインリンクもてぎ(4.801q)
天候:雨/曇り 参加台数:50台 決勝出走台数:45台
参加クラス:グループN+
ゼッケン/車名:54/ADVANアンクルインテグラ
ドライバー:山内伸弥/浅見 武
予選結果:クラス5位 総合33位 タイム:2分08秒378
決勝結果:クラス4位 総合32位 78周回
完走台数:32台
獲得ポイント=10点 シリーズ合計=52点/第5位

「トピックス」

<レースクイーン>


 今回も関東のレースということで、SUGOに続いて
ななしなみチャンの登場です。GT選手権や2輪レースでもRQをしているとのことで、土・日のピットウォークでは多くのファンを前にサービスに務めてくれました。

<今回のメシネタ>

宇都宮といえば餃子です


 SUGOに引き続き、土曜の晩ご飯はRQのなみちゃんを交えての食事となりました。行ったのはちゃんこ屋さんで、ご覧の通りのボリュームで、なみちゃんはもちろんスタッフともども大満足でした。