Photo by Mr.Y.Ito/K.Hosoda
Article by K.Hosoda


2005年スーパー耐久第4戦十勝

 昨年に引き続き参戦することになった十勝24時間レース。今年2戦を終えてノーポイントの我々は、「絶対完走」を目標に十勝入りした。決勝は順調に周回し、上位の脱落もあってクラス2番手に浮上するものの、我々にもトラブルが発生。さらにリペアエリアに運ばれるなどトラブルが続き、今季初のチェッカーは受けたものの、周回数不足でまたもや完走ならず・・・。


「レースレポート」


 今季ノーポイント状態から脱出すべく、また、3台エントリーの中、「あわよくば」ということで、今回のドライバーは山内/浅見/上田のレギュラーに、スーパーGTに参戦している井入宏之を加えて4名体制で十勝24時間レースに臨んだ。


 スタートはいつものように山内が務める。予定では2時間程度でピットインし、ドライバー交代、ガス補給、タイヤ交換というスケジュールを組む。順調に周回する山内だったが、後半になるとやはりタイヤのライフが厳しいようでタイムが落ちてくる。そこで早めにピットに呼び戻し、浅見、井入とつないでいく。


 そしてドライバー交代が一巡する上田に交代したときにクラッチにトラブルが発生していることが判明。これを修理してレースに復帰した。しかし、227周目にコース上にストップし、今年もリペアエリアに運ばれてしまった。ここでエンジンとミッションを交換し、上田がそのままレースに復帰した。ロスタイムは3時間!だ。


 しばらくは順調に走行するが、16時間を経過したところでふたたびトラブルが発生。燃料系の修復に3時間を費やし、完走が微妙になってしまった。


 修復を終え、今季初のチェッカー&ポイント獲得を目指して力走するものの、わずか2周足りずに未完走扱いに・・・。それでもゴールする瞬間は24時間レースならではのものがある。


 「完走ならず」だからそのまま撤収しようとしていたら「暫定表彰式に出てください」とのこと。「なんだかなぁ」と思いながらも表彰台に登る4名のドライバー。さぞかし複雑な気持ちだったことでしょう。この悔しさは次の富士で晴らすことにしよう。


2005スーパー耐久第4戦 十勝24時間レース
2005年7月16〜18日 十勝スピードウェイ(3.405q)
天候:晴れ 参加台数:32台 決勝出走台数:32台
参加クラス:ST5
ゼッケン/車名:54/ADVANアンクルインテグラ
ドライバー:山内伸弥/浅見 武/上田五郎/井入宏之
スターティンググリッド:クラス3位 総合16位
決勝結果:周回数不足で未完走扱い 619周回
完走台数:29台
獲得ポイント=0点 シリーズ合計=0点


「トピックス」

<レースクイーン>


 十勝には2名のレースクイーンに来てもらいました。左は昨年最終戦以来登場の伊藤由貴子ちゃんと、右は初登場の片岡ひろみちゃんです。ふたりはピットウォークやスターティンググリッドで笑顔を振りまいてくれました。左の画像をクリックするとアップの画像が見られます。

<残念会>


 
決勝レース後「残念会」が開催されました。本当は「祝勝会」にしたかったけど・・・ね。一次会終了後には場所を移動して二次会を開催。そしてその後も・・・と帯広の夜は更けていくのでした。24時間レースの後だっていうのにね・・・。