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Photo by Mr Y.Itoh & K.Hosoda
Article by K.Hosoda


98年 スーパー耐久 第3戦 鈴鹿サーキット

SUGOでのエンジン不調の原因を究明し、万全の体制で臨んだはずの鈴鹿。苦手なコース(ドライバー談)で予選は6番手ながらも、決勝は序盤に4位に浮上。けれどもまたもやエンジンが不調に。ピットインして修理をするも原因が分からず無念のリタイアを喫す。


5月16日

「公式予選」

 予選は前回のSUGOで導入された予選方法が正式に規則化され、A/Bどちらが先に走ってもいいことになり、前日から好調だった浅見が予選1回目に行くことになる。天候が崩れる可能性があったため、浅見は序盤からアタックに入り、2分31秒235で6番手を確保。その後タイムアップを狙って再度アタックするが、小雨が降り始めて万事休す。
 予選2回目はハーフウエットとなり、山内は基準タイムをクリアするにとどめ、結局クラス6番手からのスタートとなる。


5月17日

「決勝レース」

 今回もスタートは浅見が受け持ち、40周前後でドライバー交代という作戦を立てる。

 そして恒例となったピットウオークの後、午後1時過ぎにレースはスタート。浅見はスタート直後の混乱をくぐり抜けて4番手にポジションを上げて序盤を走行。その後9周目にコース上にオイルが出たことでセーフティカーが入る。これで上位陣からのビハインド、後続とのマージンも一気に詰まることになる。

 そしてスローペースの走行が4周続いたところで突然浅見からエンジン不調を訴えるサインが……。

 そじて14周目に緊急のピットイン。症状としては「高回転まで力強く回らない」とのことで、コンピュータやプラグ、オイルなどをチェックしてコースに復帰させましたが、浅見は再びピットイン。症状は改善されません。この時点でレースはあきらめ、少なくともレースデータを得るためにコース復帰を目指して懸命の作業を続けましたが、エンジンは調子を取り戻すことなく残念ならがリタイアとなってしまった。


98スーパー耐久第3戦 SUZUKA SUPER N1500q
98年5月16〜17日 鈴鹿サーキット(5.86403q)
天候:曇り 参加台数:39台 決勝出走台数:39台
参加クラス:クラス4
ゼッケン/車名:54/BPビスコベータアンクルシビック
ドライバー:山内伸弥/浅見 武
予選結果:クラス6位 総合24位 タイム:2分31秒235
決勝結果:リタイア 16周回
完走台数:29台
獲得ポイント=0点 シリーズ合計=0点


「トピックス」

        

       鈴鹿サーキットのレースはいつもこのBP看板の下
       のピットが割り当てられる。サーキット側が気を使
       ってくれているのだと思います。

        
                                        
       今回は出番の無かったアンクル伸弥。クルーと目で
        話すその中身は今夜のメシ? それとも?



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